Q13
岡田徹さんプロデュースの87年の作品『OyZaC』は初のフルアルバムですね。窪田晴男さんがアレンジで参加した「夕なぎ」がシングルカットされました。
A13
窪田さんとはスタジオで初対面で、打ち合わせもあまりしないで、まず「夕なぎ」を演奏して聴いてもらいました。その時すごく褒めていただいた記憶があって、楽しいレコーディングでした。サックスは詩乃ちゃんです。
Q14
ミニアルバムとフルアルバムのレコーディングに違いは有りましたか?
A14
普段弾かない楽器でも本人たちが弾くほうがいい、という岡田さんの助言で担当楽器以外も弾いてみたこと。ライブ演奏のアレンジに加えて、レコーディングでの音の埋め方も意識するようになったこと、足りない部分も自覚するようになったこと。
Q15
ボーナストラックの「金色のクリスマス」について。
A15
Switchのオムニバス・アルバム『ADVENTURES in “Turn To The Pop”』に入っていた曲です。今聴くと、AメロとBメロの歌詞が関係無いこと歌ってて、そういうところも含めて若干恐めのクリスマスソングです。
Q16
デビューとともにライブやツアーも増えていますね。この頃どんなアーティストとライブをしていたのでしょう。
A16
カーネーション、グランドファーザーズ、ZABADAK、遊佐未森さん、原マスミさん、ウルフルケイスケさんがいたD’f、麝香猫、書ききれない。SEVEN DAYSに出させていただいたのもこの頃です。この時のライブが大きな転機になりました。
Q17
SEVEN DAYSは井出靖さん主催のライブシリーズですね。
A17
井出さんプロデュースの『アンファン2』に呼んでいただいて、その後SEVEN DAYSに。その時山口が入院してしまって、変則的な形でライブをやったんです。飯村古館の2人でアコースティック楽器でのライブでした。全曲ガットギター。初アコギ。
Q18
89年、SEVEN DAYSの初回ですね。スーパーバッドが対バンでした。
A18
何度か出演してますが初回です。これがきっかけで、アコースティック楽器を使ったライブが中心になっていきます。そしてこのスタイルで、メジャーデビューする事になりました。
結成〜『The Last Rose in Summer』